「遠赤外線」とは?
「遠赤外線」という言葉を巷で良く耳にしますよネ!「遠赤外線」は電磁波です。人の目では見れない赤外線の波長の長い領域の電磁波のことです。
遠赤外線自体は熱ではありません、遠赤外線の電磁波が電気極性を持つ分子(水分子など)を振動させて、自己発熱を起こさせます。
熱の伝わり方には、熱伝導・対流・放射の3種類がありますが、遠赤外線を伝える方法は放射伝達だけです。対流熱・伝導熱は物質の表面から暖め、 遠赤外線は物質の内部から暖めるという違いがあります。
例えば、火で魚を焼くと、皮は焦げたのに中身は生焼けということがよくあります。熱はまず魚の表面を暖め、熱伝導によって徐々に深部に伝わります。
このため表面は焦げているのに中身は生という現象が起こるわけです。ところが電子レンジで魚を焼くと表面と中身が同時に焼けます。
電子レンジはマイクロ波の対象物に浸透して内部を過熱する性質の利用ですが、遠赤外線も波長は異なりますが電磁波です。
石窯と遠赤外線の関係は?
石焼イモをご存知ですね、表皮は黒こげにならず中はふっくらと焼きあがっています。実は、石焼イモも遠赤外線を上手に利用したものです。石焼イモを焼く時に使われる天然の石の中には「セラミック」という物質が含まれていて、熱が加わると遠赤外線を放射します。
同様に、石窯でも窯内に貼られた石面のセラミックが熱せられ遠赤外線が放射されるのです。 |